役員報酬を補塡した疑いの旧経営陣が不起訴
大阪地検は会社法の特別背任などの罪で2度目の不起訴処分とした。検察審査会で再審査の手続きが始まった。
市民の審査会に「見直してほしい」と申し立てがあった ⓘ 用語の意味
- 2022年12月再捜査のあと、地検はもう一度不起訴にした
- 2022年12月市民の審査会に「見直してほしい」と申し立てがあったいま
- 今後審査会が「不起訴はおかしい」か「妥当」かを判断する
事件の概要
関西電力の旧経営陣9人が金品受領と役員報酬補塡に関わったとされた事件。金品受領に伴う役員の追加納税分を会社が負担したことも問題とされた。2022年7月、大阪第2検察審査会が「起訴相当」などと議決し、再捜査が行われた。大阪地検特捜部は2022年12月1日、会社法違反(特別背任)などの疑いで告発された旧経営陣9人を再び不起訴処分(嫌疑不十分)とした。八木誠前会長(73)ら歴代トップ3人も含まれていた。再捜査では関係者の事情聴取や資料の分析を進め、旧経営陣の1冊の手帳に報酬の決め方についてのメモがあることが判明したが、刑事責任の追及に至る証拠は得られず捜査を終えた。検察審は報酬補塡のほか、金品受領で生じた役員の追加納税分の会社負担についても起訴相当と議決していた。その後、検察審査会で再審査の手続きが始まった。
- 被疑者
- 八木誠(関西電力旧経営陣)
- 判断した地検
- 大阪地検特捜部
- 不起訴の理由
- 証拠が足りない(嫌疑不十分)
- 地検のコメント
- 「特捜部長は「捜査尽くした」と述べた」
- 疑い(罪名)
- 会社法違反(特別背任)
- 起きた時期
- 確認できていない
この事件を報じた記事(7 件)
- 2022年12月1日日本経済新聞関西電力旧経営陣を再び不起訴 報酬補塡、検察審改めて審査 ↗
- 2022年12月1日朝日新聞特捜部長「捜査尽くした」 関電元役員を再び不起訴、検審が再審査へ ↗
- 2022年12月1日読売新聞関電の金品受領問題、旧経営陣を再び不起訴に…刑事責任の追及は困難と判断か ↗
- 2022年12月2日毎日新聞金品受領問題 関電前会長ら再び不起訴 大阪地検、判断変えず 報酬補塡など ↗
- 2022年12月16日朝日新聞関電元役員の報酬補てん問題、不起訴は妥当? 検審再審査の焦点は ↗
- 2022年12月17日asahi.com関電元役員の報酬補てん問題、不起訴は妥当? 検審再審査の焦点は ↗
- 2022年12月20日産経ニュース<特報>関電旧経営陣、不起訴の内幕 1冊の手帳が投げかけた矛盾 ↗